なぜ今、自動ウェビナーファネルが売れているのか?
毎回自分自身が手動で開催するウェビナーだと稼働する時間が取られてしまうが、ウェビナーを自動化することによって何度もウェビナーを開催する時間が省けてそのほかのクリエイティブに割く時間が取れるようになるため。
自動ウェビナーが急成長している理由
・個別相談を入れることで単価が高くても売ることができる上、必ず一定数以上出てくるクレーマー属性の顧客をふるいにかけることもでき、事業運営上のリスクが減るため。
UTAGEでは自動ウェビナー経由で売れている最大価格が150万円ほど。
リアルタイムウェビナーとの違い
・一度録画すればずっと流すことができるため、時間が確保できる。
・録画だとリアルタイムと違いタイムラグが生じるため、反応が落ちてしまう。
成功している事例(売れているファネルの特徴)
集客の媒体は有料の広告やSNS、既存リストから、直でウェビナー登録に流すのではなく、まずはLP経由、または直接メール登録かLINE登録してもらい、メール登録かLINE登録したらウェビナーを見てくださいという案内を流して自動ウェビナー視聴ページで動画を見てもらい、興味がある方は個別相談を予約。
個別相談経由でセールスをして決済をしてもらうという流れ
自動ウェビナーファネルの全体像と流れ

最初にオプトインがあり、その後ウェビナーの登録を流してスケジュール通りウェビナーが自動で配信される。その後、配信時刻に合わせてリマインド配信が何通か飛び、配信が終わったら個別相談の予約を促して個別相談をしてセールスをしていく。
ウェビナーを自動化するメリット・デメリット
・メリット
①ウェビナー自動化による時間の短縮
②個別相談により、買ってはいけない属性をふるいにかけることができる
③個別相談により、単価が高くても売りやすい
④リストインしているため、ウェビナーの参加の有無に関わらず再オファーが可能
・デメリット
①リアルタイムに比べて反応が落ちる
②同じリスト属性に同じ媒体からリストを取って皆で同じファネル、売り方をすると反応が落ちる
③元々のウェビナーが悪いと売れない
成功しているファネルの基本的な流れ
①LPでリスト獲得
②メール・LINE登録
③自動ウェビナー視聴ページで動画を視聴
④個別相談
⑤商品販売
成功事例から学ぶ成約率を上げるポイント
①自動ウェビナーファネルの性能を上げることが求められる
ただし、フロントの発信が強いかどうかで成約率は変わってくるため、YouTubeやSNS、著書でファンを獲得した状態でファネルを使用することで格段と成約率は変わってくる。
②個別相談を取り入れる
個別相談の時点で顧客のニーズを深堀りし興味を持たせ、尚且つクレーマー属性を排除してセールスに至るのが理想。
売れる自動ウェビナーファネルの作り方

①手動である程度売れている商品を取り扱う
②配信媒体は顧客属性に合わせる
③メールとLINE両方でステップ配信・リマインド配信をする
※上記を取り入れた上で同業他社が同じやり方をし始めた時に奇策を用いらなければ売り上げが失速してしまう可能性があるため注意が必要
リスト獲得を最大化するLPの作り方
LP登録後にシナリオを4つ用意する。
①LP登録後の自動ウェビナー登録誘導シナリオ
②自動ウェビナー登録後のリマインダシナリオ
③個別相談申し込み後のリマインダシナリオ
④商品販売後の購入者シナリオ
LINE・メールを活用したリマインド配信の重要性
個別相談の申し込みを予約してもらえてもリマインドが無い事で忘れられてしまう(忘れてしまう)可能性があるため、LINE・メールによるリマインド配信を個別相談申し込み後にすぐに設定してもらうことが重要である。
ウェビナー視聴ページの最適化
①ランディングページ
②サンクスページ
③自動ウェビナー登録ページ
④自動ウェビナーサンクスページ
⑤自動ウェビナー視聴ページ
⑥個別相談申し込みページ
⑦個別相談サンクスページ
⑧商品販売ページ
⑨商品販売サンクスページ
※LINE登録の場合はランディングページやサンクスページが省略される場合もある。
個別相談でクレーマー属性を排除する方法
一度対面で話すことで売っちゃいけないと思ったら避けることができる。
成功するオファーの出し方(ボタン表示のタイミング)
ウェビナー動画の最初にオファーボタンを出してしまうと動画を見ずに個別相談ページに飛んで離脱する可能性があるので、最初の段階ではボタンは出さずに、ある程度ウェビナーの視聴が進んだらボタンを見せる。
自動ウェビナーを導入すべきタイミングとは?

録画だけでは商品が悪いのか集客方法が悪いのか原因追及が困難になってしまう。そのため、リアルタイムウェビナーを用いてある程度の売り上げを見込んでから自動ウェビナーを導入するべき。
どのくらい売り上げがあれば自動化すべきか?
・特に明確な売り上げの基準は無い。
→広告の場合は1件1件がブレないため、手動セミナーの売り上げが300%行くのであれば自動化しても良い。
・常に売れるウェビナーが作れている方は自動化してもいい。
・高単価でなくとも自動化するメリットは大いにある。
リアルタイムウェビナーと自動ウェビナー、どちらを選ぶ?
自動ウェビナーで集客を自動化していくことが望ましい。
ただ、最初から録画の場合、リアルタイムに比べて反応が落ちてしまい、売ることが難しくなってしまう。そのため、リアルタイムである程度集客ができて反応が確認できた物を自動ウェビナーで売ることが望ましい。また、しばらく利用したら同業者が皆導入して飽きられてしまうので、永続的に用いるべきではない。
自動化が向いているビジネスの特徴とは?
①売りたい商品が手動である程度売り上げを出せている
②広告は1件ごとのブレがあまり無いため自動化に適している
UTAGEを使った自動ウェビナーファネルの構築手順

①ウェビナー登録ページ、サンクスページ、視聴ページ、説明会募集ページがテンプレで登録されている。最初のページにランディングページとサンクスページ(LINE登録へ誘導)を追加
②最後のページを個別相談予約ページに変更する
③個別相談サンクスページを追加
④商品販売ページを追加
⑤商品販売サンクスページを追加
⑥指定曜日・時刻設定
UTAGEのファネルテンプレートを活用する方法
※すみません。動画を観てもこちらの意味合いがわかりませんでした。
シナリオ設計と配信設定の流れ
①LP登録後の自動ウェビナー登録誘導シナリオ
・ステップ配信を開く
・送信のタイミングを設定(LINEの場合はLINEメッセージ設定から)
②自動ウェビナー登録後のリマインダシナリオ
・開催日程をステップ配信・リマインダ配信の欄から用途に応じて設定
・送信のタイミング欄から開催〇分前で設定
③個別相談申し込み後のリマインダシナリオ
④商品販売後の購入者シナリオ
リマインド配信の設定(LINE・メール・ショートメール)
・ステップ配信とリマインダ配信の両方をそれぞれに設定する
・参加当日に1通送る設定をするのがオススメ
個別相談予約の最適な導線設計
初見でも購入意欲の湧くコンセプトの追及が必要。個別相談の内容次第で単価の高い物でも売ることができる。
実際に構築する際の注意点
広告や個別相談の内容の一貫性が重要なので、そこに矛盾が生じないように設計する。
成功するために押さえるべきポイント

①リアルタイムウェビナーで商品販売をある程度売り上げを出す
②個別相談でふるいにかけた顧客を確実に取り込むようにリマインド配信を欠かさない
③SNSなどの外部要因でファンを獲得する
広告のみ vs. SNS+広告、どちらが良い?
間違いなくSNS+広告が良い。
商品販売はフロントの発信の強さで決まるため、YouTube、X、本の出版、ブログ運用など、既にファンがいればいるほど売り上げに直結する。ただし、だからといって売れないということではなく、広告一本で勝負する場合は全体の作り込みの精度を上げていけば売ることは可能である。
広告経由で成約率を上げるためのポイント
広告経由の場合、全くの初見の方が入ってくるため、広告の入り口から販売までの一貫性、またコンセプトをブラッシュアップして、そのコンセプトに合わせた内容に丁寧にブラッシュアップしていく必要がある。初見の方が『単価が高いから難しい』とならないような導線設計にしていかなければならない。
ウェビナーのコンセプト設計が売上を左右する理由
商品の講座に辿りつくまでに欲しいと思わせることがコンセプト次第で可能になる。ファネルの設計の良し悪しに関わらず、炎上要素などが無ければ安定してファンを増やし、売り上げに繋がるため。
よくある失敗例とその解決策
①失敗例:リアルタイムでの売り上げが芳しくない中自動ウェビナーを起用し、売り上げを伸ばせない
・解決策:業界によって売り上げの基準は異なるが、一定以上の売り上げを出したものを確実に伸ばすために自動ウェビナーを起用するべきなので、まずは商品の反応をリアルタイムで観察する
②失敗例:旧銀行振込用ファネルからお客様に商品を購入してもらった。その後アクション設定でURLを開放したが、お客様がキャリアメールで登録したため届かなかった。その後銀行振込フォームを送りGmailに変更してもらったが以前プレゼント配布で登録したアドレスだったよう。ところが現在Gmailにメールが届いていた。
・解決策:メールの送信元のアドレスはなにか。メールの送信者周りの設定が確実にできてるのかできてないのかというところとメールの送信元周りの設定が何かしら発生していそうなので、そのあたりを見直す必要がある。
暫定対応としては、手作業で自信が持っているGmailアドレスからお客様に送る。
まとめ|自動ウェビナーファネルで売上を伸ばすために

※成功するための3つの鍵、今後の自動ウェビナーの展望と注意点など
〇3つの鍵
①商品自体への顧客反応
②個別相談後のステップ配信・リマインド配信
③顧客に合わせたコンセプト設計
自動ウェビナーを起用している起業はまだ多くはないが、今後UTAGEのようなファネル・やり方を同業他社の多くが真似していくと考えているが、皆が皆同じやり方をしてしまうと見込み客の方が飽きて、段々と反応が悪くなっていくことが見込まれる。そのため、同業他社がしないような奇策を取り入れることが大事なので、後続で流行に乗るだけではすぐに廃れて通用しなくなるため注意が必要。